この記事では、英語学習はじめたての人、または始めて間もないという方向けに、英語学習の順序およびインプット・アウトプットの方法について解説していきます。
英語学習の順序
まずは英語学習の目的を設定
あなたの英語は、何のためのものですか?
英語を仕事のツールとして使いたいのか、外国人とコミュニケーションが取るためか、海外旅行のためか。。
理由はどうあれ、用途によって自分に必要となる英語力も変わってきます。
まずは英語学習の目的を設定しましょう。
目標がはっきりしてくると、それに向けて頑張ることができます。
「ただ英語が話せるようになりたい」といったような漠然としたものではなく、
「○○のために英語力を磨くぞ!」「TOEICで○○点以上取り、海外勤務をしたい!」
「私は英語が好きだから、ネイティブレベルまで伸ばしたい!」
このようなはっきりとしたイメージを思い浮かべましょう。
英語の目的を設定する
順序はずばり、「インプット→アウトプット」

順序としてはインプット→アウトプットの順番にしましょう。
赤ちゃんの言語習得プロセスも同じですが、赤ちゃんは最初は一生懸命周りの人の発する言葉を聞いています。
その後、急に話しはじめるというという子はとても多いです。
インプットで自分の引き出しや、文章の法則のようなものを自然と身につけていきます。
私たち大人は、もちろんそのようにはいきませんが、
意識的に学習していくことで効率的に英語学習を進めることができます。
インプット、アウトプットそれぞれどのように学習していけばいいかを解説いたします。
おすすめのインプット法
目標が定まれば、それにつながる道は自然と見えてきます。
以下、おすすめのインプット方法についてご紹介いたします。
文法
インプットの第一段階、中学生レベルの文法を理解しているかを確認しましょう。
ここは英語学習の前提です。
文法は文章を作るうえでのルールなので、とても大切です。
自分の英語が正しいのか間違っているのか、自分で修正していくためには不可欠です。
遠回りのように思えますが、まだ中学生レベルの文法が不安という方は、ここから始めることをお勧めします。
英文
文法がOKであれば、自分のレベルにあった英語の文章を読んでみましょう。
読むことについては、英語読解を多く学習してきた日本人にとって、ある程度慣れ親しんでいるかもしれません。
文章を読むことで、自分の文法の知識と実際使われている英語をリンクさせることができ、
文法知識が腑に落ちる感覚が得られます。
知識と実例がつながっていく感じです。
これはアウトプットともつながりますが、できれば声に出して読んでみましょう。
英語を口に出してみるということはとても大切です。
発音がわからない単語は調べていくことで、語彙力も伸ばすことができます。
英語の動画
これは英文と並行してやっていただいて大丈夫です。
簡単な英語が使われている子供向けの番組がおすすめです。
また、自分の面白いと思う動画を見ながらでもいいでしょう。
最初は英語が聞き取れなくても問題ありません。それが普通です。
次第に耳が慣れてきますので、わからなかった箇所は英語字幕を見て、
ゆっくりと確認していきましょう。
自分が楽しめる動画を見つけることが、学習を楽しむコツです。
ここは楽しんで学習していきましょう!
以下、シンプルな英語が使われている動画のおすすめをあげておきます。
参考までにご確認ください。
英語学習初心者におすすめYouTube
おすすめのアウトプット方法
英語文法の基礎を理解し、英文や動画でインプットがある程度進んだら、アウトプットに移ってみましょう。
以下、おすすめのアウトプット方法についてご紹介していきます。
日本語→英語に訳してみる
まずは日本語から英語に訳せるかチャレンジしてみましょう。
これは少しハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、そもそも日本の英語学習はこれまであまりアウトプットに重きを置いておらず、ただやってこなかっただけなので心配する必要はありません。
彼は野球をしている→He is playing baseball.
上のような簡単な文から始め、徐々に学んだ文法の知識を使っていろいろ文章が作ってみましょう。
最初は言葉だけで訳すよりも、ゆっくりと考える時間をとるために「書いて」いきましょう。
慣れてきたら、瞬間英作文のように自分で声に発してみます。
実際これだけで、簡単な文章でコミュニケーションをとれるようになるはずです。
アウトプットに慣れていけば、そこからの学習はとても楽しいものとなっていきます。
日記
日記は最高のアウトプット法だと思っています。
その日にあったことや、自分の考えを書くということは重要です。
誰が見るでもないので、その日に学んだ英語を自由に使って文章を書いてみるでもいいでしょう。
自分の頭の中を整理し、アウトプットすることでその知識の定着につながります。
慣れていけば長い文章を、様々な文章パターンで書けるようになっていきます。
そして書くことは話すことと密接に関係しています。
なので話す前段階として、「書くこと」をお勧めします。
話す
ここからついに、話す練習をしてみましょう。
もちろん、周りに英語を話す人がいれば、実際に会話をしてもいいです。
もしその環境にいないという場合は、「独り言」をしてみましょう。
頭の中にある学んだ英語を、実際に口に出してみます。
やってみるとわかると思いますが、頭でわかっていることでも、実際に口に出してみることとはギャップがあり、難しいです。
間違いを気にせず、ゆっくりと言いたいことを発してみましょう。
おすすめの方法は、「場面描写」です。
自分が今見ているものを英語で行ってみます。例えば、
The care is driving on the road. 車が道路を走っている
There are many people in this city. この街には多くの人がいる
I saw a man running on the street. 私は男性が道を走っているのを見た
このように、題材はいろんな場所にあります。
これをやるだけで、スピーキング力がかなりつきます。
まとめ
この記事では以下の内容を説明いたしました。
- まずは目標設定から
- 順序はインプット→アウトプット
- おすすめのインプット法3選
- おすすめのアウトプット法3選
楽しみながら英語を学習し、自分が目指す英語力を身につけていきましょう。
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