・英語をこれから学ぼうと思っているが、何から手を付ければいいかわからない
・おすすめの教材や勉強法はなんだろう…
・学習が続かず、挫折しそう。学習を継続するコツはあるのだろうか…
この記事では、このような読者の悩みを解決していきます。
私自身、英語は社会人になってから英語を学習しはじめ、
2年でTOEIC890点、3年で英検1級取得、そして英語講師になりました。
これまで様々な英語教材を使って学習してきましたが、一番効率的な学び方や順序を考えましたので、お伝えします。
おすすめの英語学習法もありますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
大前提は英語学習の目標設定

まずは、自分が何のために英語を学ぶのかを自問することから始めましょう。
「英語ができる」という人の中には、旅行で最低限の英語使える人、外国人とコミュニケーションができる人、ビジネスで使える人、など、さまざまです。
もちろん、英語で仕事を得たりするには高度な英語力が必要となり、道のりは長くなるでしょうし、
旅行で使うのであればそこまで時間を割く必要はないかもしれません。
しかし、目標を立てることで、ゴールははっきりします。
あとは方法を駆使して目標へ向かうのみです。
逆にゴールが見えないマラソンは苦しいのと同じで、目標がないと英語学習モチベーションも上がってきません。
最初は身近な目標でいいと思います。
例えば、「近所に住んでいる外国人の人と英語でミュニケーションをとれるようにしたい」など、
短期的な目標を設定し、学習を始めていくのもいいと思います。
英語学習は読むことから始めてみよう
※ここからは、「自分の言いたいことを、様々な表現を使って不自由なく伝えられる英語力」を得るという目標を前提に話していきます。
最初のステップで大切なことは、基礎の文法理解と基本的な英単語の理解です。
英語でのコミュニケーションはシンプルなものが好まれます。
ネイティブの英語を聞いてみても、英文自体はシンプルなものが多く、中学校程度の英文法・英単語の知識でおおよそなんでも話せます。
挨拶や決まった表現は随時覚えていく必要はありますが、まずは英文法を理解し、簡単な英語を読めるかどうかをチェックポイントとしましょう。
英語を読む際のおすすめの学習法
基礎ができたら、様々な方法でインプットしていきましょう!
映像と英語をリンクさせると覚えやすいので、おすすめです。
以下、おすすめのインプット方法3選です
【おすすめのインプット方法3選】
①映画を英語字幕で観てみる
②ラダーシリーズの本を読んでみる
③日常英語のCDを聞き流す
④音読
それぞれの学習方法については、また別の記事でご紹介します。
瞬間英作文をしてみよう

多くの日本人は、英語学習を「読む」ことで終わらせているように感じられます。
受験ではリーディングに重きを置いており、英文読解が学習の核であったかと思います。
しかし、学んだ知識を使うためにはアウトプットが必要で、これはトレーニングと同じです。
瞬間英作文は、簡単な日本語を瞬時に英語にして訳すというトレーニングです。
英語学習を始めて初期の型に効果抜群の学習法です。
彼女は私のことが好きだ。 She likes me.
上のような基本的な英文から始めていき、練習を続けていくと
彼女は、あなたに仕事終わりに牛乳を買ってほしいと言っている。
She says she wants you to buy mlik after work.
といった少し複雑な文章まで言えるようになります。
基本の文法と単語の知識があれば、この英文は作れるので、あとは日本語を見たら口から英語が自然に出てくるようにトレーニングしていきます。
やりつづけていくと上達が感じられて楽しくなってきますので、ぜひやっていただきたいと思います。
以下、おすすめの瞬間英作文の本です。私もこれで学びました。
英作文を書いてみる
ここまで来たら、基礎はしっかりできていると思います。
瞬間英作文でアウトプットも慣れてきたところで、実際に英語を話したいとお思いでしょう。
しかし、ここで英会話に入ることももちろんいいと思いますが、私はその前に、伝えたい英語を書いてみることをお勧めします。
英文を書くという行為は英語上達の一番のカギだと思っています。
書くことは、考える時間がある分、話すことよりもハードルが低いです。
なので、英文法や表現など頭にある知識を意識的にアウトプットでき、続けていけばその後のスピーキングで、言いたいことがスムーズにでるようになります。
書くことによって、シンプルな英語で話せているか、同じような英語表現を使い続けていないかなどをチェックしてみましょう。
おすすめの英作文学習方法
まずは手軽に英語日記を書いてみてはいかがでしょうか。
3行ほどでいいので、自分が感じたこと、その日の出来事を英語で書いてみることでいい練習になります。
慣れてきたらより長い文章にチャレンジしていきましょう。ここまでくれば英語を使えるという自信も出てくるかと思います。
また、英語を書くことは重要なスキルなので新たな仕事を得るのにも有利になります。
英語を話してみよう!

さあ、実際に会話してみましょう。
身近に英語を話す環境があれば、積極的に参加していきましょう。
最初は、緊張などで口から英語がうまく出てこないかもしれません。
しかし、それは全く心配することはありません。
新しいシチュエーションに慣れていないだけです。
瞬間英作文や日記を書いたりなどアウトプットをこれまでしてきたのであれば、
慣れることで自然とリラックスして話せるようになります。
これもトレーニングと同じです。
英語を話す環境にない方は、オンライン英会話などで定期的に会話していくことをお勧めします。
DMM英会話は、日本人講師もいて教材も充実しているのでおススメです。
英会話の時は、文法の間違いは気にしない
会話で一番大事なことは、「伝えたいこと」を伝えようと意図することです。
英語学習者の多くは、このようなことを会話の際に考えることが多いです。
「今の発言は誤解を生まなかっただろうか…」
「文法的にあっていただろうか…」
このようなことを考えていると、たとえ話している英語が正しいものでも、相手に伝わりにくくなります。
なぜなら、ミスを恐れて声が小さくなっていたり、早口になってしまっていたり、逆に時間がかかりすぎてしまったりする場合が多いからです。
これではコミュニケーションとは呼べません。
会話の時は、これまで学んだ文法などを思い切って忘れるくらいの気持ちで臨みましょう。
会話の中で話せたこと、逆に出てこなかった単語をその後確認し、修正していくだけで上達していきます。
最初は英語の正確さを気にせず、英語で伝えられることの喜びを表現していきましょう!
まとめ
【英語学習の順番】
・基本の英文法・単語を確認していく
・瞬間英作文でアウトプット練習
・英作文で、正しい文法で話す基礎をつくる
・英語で会話をして少しずつ表現の幅を広げていく
英語学習をこれから始める方は、上の方法を試してみてはいかがでしょうか。
もちろんこれは万人に対しての正解ではないので、自分が合う学習方法を見つけることがベストかと思います。
英語学習は長く続くものなので、上記のようなインプット・アウトプットのサイクルをどんどん回し、ステップアップしていきましょう。
コメント