この記事では、
少しでも英語に興味のあるお子様をお持ちの方
お子様に英語を習わせたいと思っている方
早いうちからお子様に英検を受験させたい方
小学生で英検の5級に受かるための具体的な勉強法について解説いたします。
英検受験のための前提

小学生のお子様に英検を受験させる前に、確かめておきたい前提があります。
英検を受ける前の前提
①お子様が英語が好きで楽しんでいる
②アルファベットが言える、読める
③簡単な単語がわかる
上に挙げたのは、英検5級を受ける前に抑えておきたい前提です。
お子様が既に英語を学校などで習っていて、ある程度学習が進んでいないと覚えることが多すぎて挫折しやすくなります。
最低限アルファベットまでは言えるようにしてから、受験を考えましょう。
また、「英語は勉強するもの」と認識すると、お子様は英語嫌いになってしまいかねないので、
英語が好きであることもとても大切なことです。
もし、まだ英語に興味が内容であるなら、お子様のペースで習わせていくほうがいいかと個人的には思います。
また、受かったらご褒美をあげる約束をすれば、お子様はモチベーションが上がりやる気を出していくので、試してみてもいいかもしれませんね!
以上の前提がクリアしているのであれば、5級合格のための3ステップに入ります。
その① あいさつ・月・曜日を覚えよう。
5級ではあいさつや月・曜日を問う問題が多くあります。
それさえ覚えていれば解ける問題もあるので、まずは反復して覚えやすいあいさつ・月・曜日を覚えていきましょう。
月(January, February…)
曜日(Monday, Tuesday, Wednesday…)
あいさつ(Nice to meet you, How are you? What’s the weather today)
色(blue, red, green, yellow…)
もちろん上記に挙げただけではなく、動詞や名詞を覚えていくことが必要です。
英検5級で出てくる単語の目安は600~650程度です。
参考書に実際どの範囲の語い力が必要かが載っていますので、チェックしておくといいでしょう。
ここで大切なのは、できるだけ学習を飽きさせないようにすることです。
まずは英語を勉強ではなく遊びでとらえるようにしていきましょう。
YouTubeには数多く英検5級用単語のコンテンツがあります。
以下のようなイラストと単語を一緒に覚えられるようにするとよりいいと思います。
その② 必要な文法事項をさらっと覚えよう
英検5級は小学6年生~中学1年生程度の文法知識が必要とされます。
5w1h 否定形, what time do you ~?などは意味と使われ方を知っておくといいでしょう。
文法はさらっと意味と形だけ学習すればOKです。
英検は選択式で、形と意味さえ覚えていればしっかり正しいものを選べます。
文法に関しては、過去問を解いているときに覚えさせても大丈夫です。
新しく学習した文法と、設問の文章の内容がリンクして記憶に定着しやすくなると思います。
参考書は小学生用のものがありますので、おすすめです。
その③ 過去問をやってみよう!
さて、基本の単語・文法が終えたら過去問を解いてみましょう!
5級の問題は会話文が多いので、できれば親御さんも参加してお子様と一緒に進めていくといいでしょう。
ロールプレイングのように、実際に会話を音読して読んでいきましょう。
お子様は英語を耳・口で覚えるので、音読は効果抜群です。
最初はここで答えがわからなくてもOK!
わからなければ答えを教えてあげましょう!
その際に、答えの根拠となる部分をお子様に示してあげることが大切です。
以下の例をご覧ください。
(例)
A : Dad, ( ) is Karen?
B : She is in the living room now.
1 what 2 when 3 who 4 where
2022年 英検過去問より
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_5/pdf/202202/2022-2-1ji-5kyu.pdf
上の問題では、( )のなかは4のwhereが正解ですが、お子様は最後まで読まず選んでしまいがちです
この場合は、Bさんのセリフ in the living room.(リビングにいる) というところが根拠となり正解が選べるので、お子様に最後まで読む必要があることをお伝えする必要があります。
このように、正解になる理由を少しずつ積み重ねていくと、お子様はどこを見れば正解できるかが少しずつ分かってきます。
過去問を解いたら復習をして、何度も同じ問題に触れることで基本の知識が定着していきます。
繰り返し過去問を解いていきましょう!
英語学習は本人が楽しいかが大切
英検5級と言えども、数多くの表現を覚えておく必要があります。
小学生にはチャレンジとなるでしょう!
そのため、できる限り親御さんがサポートし、勉強の過程を楽しくしていくのがいいと思います。
たとえば、先ほども触れましたが、ご褒美を設定してお子様のやる気を引き出すことはいいアイデアかもしれません。
また、楽しい英語教材で親御さんと一緒にやったり、英語でストレスを感じさせない工夫をしていくことが大切です。
親御さんが焦ることなく、お子様にのびのびとチャレンジさせていきましょう。
まとめ
英検を受ける前の前提として
英語が好きである
アルファベットは読める、書ける
簡単な言葉を知っている。
以上のことが挙げられます。
そのうえで、学習のステップとして
3ステップ
①月・曜日・あいさつなどを(口や耳から)覚える
②5級レベルの文法の学習(複雑な説明はなしでOK)
③過去問を解いてみよう(親御さんと二人三脚でロールプレイング+繰り返し学習)
以上の流れで学習を進めていけば、小学生で英検5級の合格がぐっと近づきます。
英語は当たり前になってきています。
小学生のうちに英検に合格することはとてもすごいことですし、将来大きなアドバンテージになります。なにより、英語に対して自信がつきます。
頑張ってください!応援しています!
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